ハウスメーカーのメンテナンス [家づくり]
あなたがハウスメーカーで家を建てて引渡しを受けると、やがてメンテナンスの担当者がやって来る。
渡される名刺にはあなたが手に入れた家のメーカーのロゴが入っており、彼はあたかもハウスメーカーのメンテナンス部の人のようであるが、実は違う。
彼は下請け会社の担当者なのである。
ハウスメーカーは新築の引渡しが終わると、系列の管理会社にそれ以後の管理を引き渡す。
管理会社はハウスメーカーから新築から一定期間を経過した施主のリストを渡されており、さらに下請けの業者を使用して、営業活動をし、補修をしたりリフォームを請け負ったりしている。
中にはハウスメーカー数社のロゴ入り名詞と顧客リストを持って営業活動を行っている会社もある。
その会社の人から、「よい材料を使ったり、入念な仕事をしている余裕はない」と聞いたことがあるのでマチガイナイ!
【現場へ立ち入る時のマナー】 [家づくり]
俺が頼んで造ってもらってる家、俺が入って何が悪い?
こんな態度の人が増えています。
家は出来上がって引渡されるまで、請負業者のものなんです。
立ち入るには一寸したマナーもあるんです。
勝手に現場の中を動き回らずに、一寸声をかけましょう。
「大工さん、こっちへ入っていいですか?」
大工さんは気持ちよく「ハイ、いいですよ」と返事をしてくれるはず。
小さな子供は現場に連れて行ってはいけません。
床板ができているように見えても、ただ置いてあるだけだったり、
危ない道具が置いてあったり、現場は安全なように見えても危険が一杯。
和室の柱は一度手垢で汚れるとその汚れは取れません。だから和室の柱に
は誰も触れません。子供の手は意外に汚れていたりするもの。
一生懸命いい家を造ろうと思っている大工さんほど、子供づれを嫌がります。
子供を連れて行ったときは、主人だけが中へ入り、妻は子供と外に居る。
そんな一寸した気配りもマナーのうちなんです。。
【家は買うもの?建てるもの?】 [家づくり]
この質問をすると、帰ってくる返事は決まっています。
「本当は建てたいけど予算がね~。だから、買うしかないんだよ」
一生に一度のことなのに、本当にこれでいいんでしょうか?
ハウスメーカーのオプションバリバリの家を想像してはいませんか?
建築士が設計をして、街の建築屋や工務店で家を建てることを何故考えないのでしょうか?
家族が思い描く、希望通りの家を手に入れる。
しかもあなたの予算内で。
それを叶えてくれる建築屋さんが必ずいるのに!
【手抜きを防ぎましょう(2)】 [家づくり]
基礎の鉄筋や金物の取り付け状況や筋交いの入れ方など、
出来上がると見えなくなる部分の写真は特に重要。
万一のトラブル時には、有力な証拠にもなりますよ。
写真を撮られていると思えば、やりたい手抜きもできなくなるというもの。
相手には多少なりとも嫌な思いをさせるのだから、3度に1度は缶コーヒーでも買っていきましょう。
職人さんは一服といって、10時・3時に15分ほど休みます。
「一服の時に飲んでください」と言って渡せば、嫌な思いも吹き飛びます。
【手抜きを防ぎましょう(1)】 [家づくり]
工事が分からないから、現場に出かけない。
こんな人、意外に多いんです。
これでは「手抜きをしてください」と言っているようなもの。
現場には毎日でも出かけなさい。
そして、最も重要なこと。
それは、写真を撮っておくことなんですよ。
【現場へ立ち入る時のマナー】 [家づくり]
俺が頼んで造ってもらってる家、俺が入って何が悪い?
こんな態度の人が増えています。
家は出来上がって引渡されるまで、請負業者のものなんです。
立ち入るには一寸したマナーもあるんです。
勝手に現場の中を動き回らずに、一寸声をかけましょう。
「大工さん、こっちへ入っていいですか?」
大工さんは気持ちよく「ハイ、いいですよ」と返事をしてくれるはず。
小さな子供は現場に連れて行ってはいけません。
床板ができているように見えても、ただ置いてあるだけだったり、危ない道具が置いてあったり、現場は安全なように見えても危険が一杯。
和室の柱は一度手垢で汚れるとその汚れは取れません。だから和室の柱には誰も触れません。
子供の手は意外に汚れていたりするもの。
一生懸命いい家を造ろうと思っている大工さんほど、子供づれを嫌がります。
子供を連れて行ったときは、主人だけが中へ入り、妻は子供と外に居る。
そんな一寸した気配りもマナーのうちなんです。
【屋根(カラーベスト)の?(5)】 [家づくり]
現在は全く使用されないが、25年~30年ほど前に建てられた家では、塩ビでつくられたシートが使用されていることがある。
このシートはルーフィングの代わりとして結構使用されたが、現在は「可塑剤」が抜けてしまって、パリパリになっており、雨漏りの1原因となっている場合もある。
カラーベストはアスファルト・ルーフィングと一体になって、撥水性を発揮するものなのである。
新築工事で1巻17kgのルーフィングを使う屋根屋さんもいるが、防水性能が足りないことを知っていてやっているとしか思えない。
【屋根(カラーベスト)の?(4)】 [家づくり]
カラーベストの下葺きとして、アスファルト・ルーフィングという、防水材を使用するが、これにも気をつけたい。
アスファルト・ルーフィング には、1巻17kgのものと1巻22キログラムのものがあり、
17kgの方は主に補修工事や改修工事に用いられている。
1巻22キログラムのルーフィングは太陽熱で溶けて、釘に巻きつくように立ち上がっているものであるが、17kgの方はそのようなことはない。
【屋根(カラーベスト)の?(3)】 [家づくり]
カラーベストの形状をよく見てみると、雨水を流すために細い筋がついているのが分かるはず。
ペンキを塗られた家においては、この筋が曲者で、一端カラーベストの下に雨水が入り込むと、毛細管現象を起こして、雨水を上方向に引き上げると考えられている。
【屋根(カラーベスト)の?(2)】 [家づくり]
では、塗装をするとなぜ雨漏りを起こすのか?
それは、カラーベストの形状と、葺き方にある。
屋根材は下のほうから上へ向かって葺いていく。
そして、上下のカラーベストは重なり合っているが、横方向のカラーベストとカラーベストは約4~6mm程度空けて葺いていくようになっている。
そして、カラーベスト1枚・1枚にはそれぞれ指定の釘が4箇所ずつ打たれて止められる。
何も気にすることなく、上下に重なり合った部分をペンキの塗膜で覆ってしまうと、横方向からカラーベストの下に入った雨水は行き場を失って、釘の穴から雨漏りとなって家の中に入ってくる。
これに気づかないでいると、やがて天井が落下する。